263位 宝生桜子
一番売れた曲
「風のテレフォン・コール~今、恋しかできない~」
A面:風のテレフォン・コール~今、恋しかできない~
作詞:小林久美・FUMIKO、作曲:小杉保夫、編曲:若草恵
B面:夏休み最後の日
作詞:紙中礼子・FUMIKO、作曲:小杉保夫、編曲:若草恵
1986年8月25日発売 最高位98位 1週 0.2万枚 ポリドール
記念すべき第1回目。悪く言えば最下位の263位です。ただ、チャートインしていない80年代アイドルは多分1000人以上はいる中で、100以内にチャートインしただけでも立派だと思います。大手事務所の大プッシュで宣伝したのに、100位に入らなかったアイドルなんてたくさんいますからね。
正直、彼女のことはリアルタイムではほとんど存じません。色々な情報を見ると、1969年3月24日生まれ。1984年「桜子」という名前で芸能界デビュー。その後「宝生桜子」に改名しモデルやグラビアで活動し、1986年にこの曲でレコードデビュー。レコードは1枚のみで、その後割とすぐにヌード展開した様です。
女優としては、1987年1月に放送された斉藤由貴の連続ドラマ『あまえないでヨ!』に出演していたので、記憶にある人もいるのでは。
歌手としての彼女は、以外と人気があるのでとりあえずレコード出してみようかという感じでしょうかね。レコードだと上手く編集されていますが、歌唱シーンを見ると、なんとなくわかります。かなり音程やリズムが不安定です。ほぼノー・ボイトレって感じです。少しぐらいしてあげたら良かったのに(笑)
でもそこにとても味があり、これぞ80年代アイドルって感じです。
詞、曲ともに切ない感じで、彼女のイメージに合っていると思います。
B面も本人の歌唱力に合わせてとても歌いやすくできていますが、アイドルのデビュー曲としてはこちらの方が正統派な感じ。可愛いポップスソングです。
折角記念すべきデビューシングルが100位以内にチャートインしたのに、この1曲でリリースは終了したようです。2曲目も聴いてみたかったですね。
A面は何枚かのオムニバスCDに収録されているので、機会があればぜひ聴いてみてください!!